Yさん、ぶっつけ本番で挑んだがゆえに

「求人を読み漁り、かなりの数の求人を集めました。その間も自分でHTMLやCSS、PHPなど、基本的な勉強はしたつもりなんですが、見事に面接で玉砕してしまいました」

苦い顔をしてYさんは語ります。Yさんは求人を出している会社の一つに応募してみることにしたそうで、その面接時に対応に困り果てたということでした。

「あなたはこの会社で何をしたいですか、この質問が一番答えにくかったです。技術的なことなら返答の雛形は作ってあったものの、乱暴な言い方をしてしまえば、『Webに携わることができればどこでもいい』ということで、この質問に言葉をつまらせている間に次の質問へと話が進んでしまったんです」

YさんはどうしてWebに携わりたいのかというそもそも一番大事な結論を用意していなかったそうです。転職において、どうして前職から転職したいのかという理由は大原則大事です。ここを上手くアピール出来ない限り、前の職場が嫌だったからとりあえず御社で、と捉えられても仕方ないのです。

「自分の考えの浅はかさを考えました。前職に戻りたいなんて毛頭思っていませんが、それでも今の自分がいかにふらふらした存在かを思い知らされて、少し落ち込みましたね。」

転職の理由を自分の中から見つけ出す作業を始めたYさん。その結論を持って、簡単な資格試験を受けてみようと決意したそうです。次はYさんが目指した資格と可能性にて、Yさんの取得した資格についてご紹介していこうと思います。

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